アイデアの作り方

ひらめいた! 読書

60分で読めるけど一生あなたを離さない本。
アイデアの作り方 a techinique for producing ideas  ジェームス・W・ヤング

【Summary】
アイデアが湧いてこない。アイデアが大事だ。そんな使い方をされるこの言葉。
今回紹介するこの本は、自分の原点といっても過言ではない本であり、すぐに始められる方法が書かれている。
ただし、アイデアはすぐに湧くというよりも、”ふってくる”、”おりてくる”というイメージでいると気持ちが楽かもしれない。何とも悠長に感じられるかもしれないが、そんなものだ。
メンタリストのDaiGoさんも「人生を変えるレベルの1冊」と絶賛していた。


ぐちゃぐちゃのがちゃがちゃ(/・ω・)/
これが自分の中にあるアイデア作りのイメージなのかなと思います。
大きなバケツの中にいっぱい入れて、ポイぽいぽいって投げ込んで、がちゃがちゃして、ぐちゃぐちゃにして、ほっておく。そう、適当に放っておく。
すると、ある時ぴーん!と繋がってスッとする。形になると言ってもいいのかもしれません。

※Unsplashより。


どうも、擬音語が増えてしまいましたが、イメージはこんな感じなんです。
この後に本の内容も参考にしながら書き進めていきますが、なんとなくここまで読んでみて、「入れるもの」が必要なことに気づかれた方もいらっしゃると思います。
そんな気づきがあった人も、なかった人も少しずつ読み進めてみてください。


まずは、アイデアの作り方というよりか、アイデアを作る側とアイデアを享受(操られる?)側の話が載っていました。

パレートの学説
この世界の全人間は二つの主要なタイプに大別できると考えた。
(略)スペキュラトゥールとランチエと名づけた。
スペキュラトゥールとは、投機的タイプの人間ということになる。このタイプの顕著な特徴は、新しい組み合わせの可能性につねに夢中になっているという点である。
もう一つのタイプは英語に訳すとストックホルダーということになる。
型にはまった、着実にものごとをやる、想像力に乏しい、保守的な人間で、先に行った投機的な人々によって操られる側の人々である。

アイデアの作り方 a techinique for producing ideas  ジェームス・W・ヤング  P.19-24 適宜抜粋

そこまで印象に残っていた感じはありませんでしたが、支配するためというよりも、主体的に生きていくためには全社の立場にいたいなと思いました✨

そして、アイデアとは何なのかを端的に表した文章が出てきます。

アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。

アイデアの作り方 a techinique for producing ideas  ジェームス・W・ヤング  P.28

確かに、自分が何かを思いついた時やひらめいた時はそんな時だったなと振り返ることができました。
こんな困った状況にぶち当たったときにどうしたらいいかなと悩んでいるときに、いろんな本を読んだり、無意識的に過去の経験を参照しながら過ごしているのかなと思います。
本に書いてあることも、それほど真新しい内容でなくても、自分が経験したことや知識と繋がりあって、こうしたらいいなと思いついたことがありました。
既存の要素の新しい組み合わせ、はまだわかります。
それ以外の何ものでもない、と。そこまで言い切るかと思ってしまいますよね。

※Unsplashより。  ぴかーん! これって考えているように見えて、トイレにいるだけなんだよね✨


アイデアは急にひらめくものと思う人が多そうですが、それも沢山の知識や経験があるから降りてくるんだと思います。
情報をいれず、ただぼーっと考えずに過ごしても何も降りてきません。
頭が働かないので、何も生まれませんw
ひらめく、おりてくる、その瞬間に焦点を合わせすぎてしまうが故に諦めたり、努力の方向性が分からなくなるのかもしれませんね。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

アイデアのつくり方 [ ジェームス・W・ヤング ]
価格:1,100円(税込、送料無料) (2023/11/21時点)



さて、最後に大事なアイデアの作り方を一挙公開します。
何度も読み返してみてください。

以上がアイデアの作られる全過程ないし方法である。
第一 資料集め-諸君の当面の課題のための資料と一般的知識の貯蔵をたえず豊富にすることから生まれる資料と。
第二 諸君の心の中でこれらの資料に手を加えること。
第三 孵化段階。そこでは諸君は意識の外で何かが自分で組み合わせの仕事をやるのにまかせる。
第四 アイデアの実際上の誕生。<ユーレカ! 分かった! みつけた!>という段階。そして
第五 現実の有用性に合致させるために最終的にアイデアを具体化し、展開させる段階。

アイデアの作り方 a techinique for producing ideas  ジェームス・W・ヤング P.54-55

えっと・・・。これだけ?
と拍子抜けするかもしれませんが、やってみると効果は絶大でした。
書いて書いて書きまくって貯めていく。
時々読み返してみて、これとこれが繋がりそうだなとか、またこの本の子の内容を確認したいなとがちゃがちゃ考える。
人の相談に乗るときや、自分がこうしてみたいなと思っていることと繋がっていき、またそれをノートやカードに書き出してみる。

実際に自分が書いたものを載せてみましたが、カード一枚にまとまり切らない時は番号を振ったりして整頓できるようにします。
ノートに書いた時は、それをカード1枚にまとめられるようにしたりと情報を圧縮していきます。

これはこの本に限った話ではありませんが、読んで知ったことは行動してみないと何も起きないということです。
自分にとって耳の痛い話ではありますが、情報収集の情報通になっても、行動できなければ、生の情報は得られませんし、自分の行動変化がなければ本を読んだ意味もなくなってしまいますね。

是非、この記事を読まれた方は早速この記事の内容でもいいですし、日々の気づきをササっと書いてみてください(/・ω・)/
最初はうまく書こうとせず、ま、メモしてみるか。くらいの感覚でいいと思います。
自分も試行錯誤、トライ&エラーで書き溜めています。
行動し始めることで見えてくる世界もあるので、実際に始めてみて「こんな気づきがありましたよ!」と教えてもらえたらとっても嬉しいです(*´ω`*)✨

ここまで読んでくださりありがとうございました。

ぐちゃぐちゃのがちゃがちゃ(/・ω・)/
これに共感していただけたのであれば光栄である。((´∀`))ケラケラ


コメント

タイトルとURLをコピーしました