何をつないでいくのか?

ガリレオガリレイ 読書

勉強は何のために?
今日はどのくらい何をやらないといけないのか?
マジでっだりぃ。

勉強に対してどんな思いを持っているのかわからないが、自分が学ぶモチベーションは、その先人の知恵をつないでいくという思いが原動力なのかもしれない。
また、自分が掲げる人生のキーワードの中に、「proof」「Veritas」がある。

「proof」は証明である。
自分にできることは何なのか?この限界状況からできることは何なのか?
これだけ落ちぶれたところからも再起できるのか?
自分のようにセルフイメージが低い状態からもここまで登ったんだと証明できないだろうか?
この、できるできないにとらわれずに挑戦してみたいと思わせてくれる言葉が大好きである。
この言葉はどん底にあるときでさえも突き放さずに、温かく迎え入れてくれる。
どう転んだとしてもそれは自分の歩んだ軌跡として、証明になる。

もう一つは「Veritas」。真実、真理という意味である。
本当のことは何なのか?本質は何なのか?と問うことで見えてくる世界があると思う。
フェイクニュースではないが、世間で騒がれていることの裏には常に隠したいことがあり、なぜそんな行動をとったのか、誰がそれを仕組んだのかと考えることが大事になる。
人生の本質は?食事の本質は?農業の本質は?医療の本質は?仕事の本質は?と問うてみる。
問うことから始まり、その真理を探究しようとすることが、そこにたどり着けなくても、先人の思いを感じ、それを繋いでいけるような生き方になるのではないかと思う。

そんな標語を掲げる自分に、先人の思いがどう継がれているのかを感じ取るいいマンガを紹介してもらった。
「チ。」という、地動説に関する漫画である。


地動説は今でこそ常識なのかもしれない。
天体を観測して、星が綺麗だな、何座だなとみることは普通のことになっている。

そんな常識が、非常識だったころ、どうその思いや知識が紡がれて、ガリレオガリレイが提唱するまでに至ったのかが書かれている。
事実かどうかはわからないが、それだけの激しさはあったのだろうと推察される。

チ。は「地」のための「知」を手にした人は、「血」を流しながらもそこに「値」を感じて繋げていった。こうして死ぬことに満足をしていたかのように笑顔で死んでいったのだ。
自分にはそのくらいの気概で学ぼうとする姿勢はあるだろうか?
学ぶとは生半可なものではない。
だるいとか、今日はやる気がしないとか、そんなちっぽけな欲求で崩れ去るようなものではないはずである。

もっと本当のことを知りたい。
今の現実・常識に感じている違和感を言葉にして、どんどん繋げていけるようにしたい。
本当のことは何なのか?真実は何なのか?その真実はなぜ隠されているのか?
そういった思いの火を灯して生きていくことが、先人の弔いにもなるし、自分を盛り上げていくような生き方に繋がるのだろうと思う。

ぜひ、この漫画を手に取って見てほしい。
思いを繋ぎ、人に伝えていく。目の前の人かわからないけど、繋いでいく。
文字では書き記しきれないものだが、思いを繋いでいく。
この漫画も、誰かに繋がって至ったらいいなと思う。


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