勉強嫌いでもドハマりする  勉強麻薬

勉強 日常生活

📖 勉強麻薬 海外塾講師ヒラ

もう冒頭から素直に言っちゃいますね。
この本、ヤバイです。

勉強嫌いでもドハマりする 勉強麻薬   海外塾講師ヒラ     まえがき より

すごく怪しそうなタイトルですね(/・ω・)/
それに自分でまえがきからヤバイと宣言する。堂々しているなと思いました。
買うまでに何度か書店で見かけて、「ほぅ!?」と思いながらも素通りしていましたが、興味をひかれたものには飛び込んでみましょうということで買って読んでみることに。

「勉強なしでは生きられない体になってしまう・・・」なんて帯がついていましたが、そんな大げさなと思いつつも、このくらい言わないとみんな興味持たないのかなと少し教育産業に思いを馳せたりしました♨



この本では、①情熱・②密着・③達成・④環境がカギを握っていると話しています。
確かにそんなにひとつひとつの要素に区切って考えたことってなかったかもしれないなと振り返る機会になりました。

①情熱。それは理想の高さによる。
どんな人間になりたいのか?どんなことを成し遂げたいのか?
それが困難であればあるほどに、現実とのギャップが大きくて、、、萎える、いや、やる気が出るはずです✨ここで力が湧いてこないのは、どうせ無理でしょうという発想に陥ってしまうからなんですね。
自分で達成したいと掲げた理想に行き着くにはどうしたらいいのか?どう生きたらいいのか?と考えるとアイデアが湧きやすいと思います。
こんなことを言うと怒る方がいるかと思いますが、大学合格を理想に掲げているようでは大した情熱も湧かず、四半世紀程度の人生プランで下火になってしまうことが予想されます。
人生を通してでも成し遂げられないくらいの理想を掲げてみてこそ、熱量が湧き、大学合格や資格試験程度のことは簡単に達成できるのでしょう。なにも満点を取るわけでもありませんし。

②密着。まさに文字通り。☞さらに細分化して、集める、絞り込む、常備する、時間を倍にする
肌身離さず、常に持ち歩いて、暇さえあれば手に取って見て、手中にない時であっても、どんなことが書いてあるのだろうか、このページにはこんなことが書いてあったなと思いを馳せると教材とも仲良くなり、学習が進みます。
理想はA4用紙1枚にまとめたものを日々持ち歩いて反復する。その時間を倍にするというか、自然とそうなるように常に持ち歩くがいいのかなと思います。
密着だけに満足することはないと思いますが、こんな笑い話があるのでご紹介しておきます。
皆さんは「ガチョウのペチューニア」というお話をご存じでしょうか?
この物語の主人公であるペチューニアはあるとき、本を手に入れます。
本について、パンプキンおじさんが「本を持ち、これに親しむものは、賢くなる」と言っていたのを思い出します。
そしてその教えを思い出し、肌身離さず持ち歩くようになります。
すると、周りのみんなが、お!?賢そうだと思い、次々に相談をしますが、ペチューニアの回答内容はてんで正反対でみんな困ってしまう・・・😢
最後には大きなしっぺ返しで、本がパラりとめくれたときに・・・
「中身読まなきゃ意味ねーじゃん!!??」(親しむってこと)とやっと気づきます。

↓おそらくこの本で良かったと思うのですが・・・



③達成。どのくらいできたのか。
やはり、続けていくにはどのくらい自分が進んできたのかを知ることがモチベーションに繋がるのかもしれません。100㎞先まで行くのに、今どのあたりにいるのか、ゴールまではどのぐらいなのかとわからないほど苦痛なものはありません。
そのためにも日々の学習を簡単でもいいので記録を付けることが必要です。
本当は手帳にきっちりと書いていく方がいいのかもしれませんが、自分の場合は、はがきサイズの用紙に日付と読んだページ数なり、といた問題数を記入して、微々たる量でも進んでいることを自覚できるようにしておりました。
落ち込んだ時、投げ出したくなった時に過去の記録が自分を後押ししてくれます。
過去にしがみつくなと言われますが、それはその時の捉え方であり、前進するための一助になれば良いのではと思っております。今の自分こそが未来の自分を応援できるのです。また逆も然りですが(/・ω・)/

④環境。これは、場所・人間・言葉で決まる。
この書籍では、「環境を気にする人は驚くほど少ない」と書いております。
環境の大事さが分からない人がいたとしても、汚れた薄暗い部屋と綺麗に整った明るい部屋のどちらの方が積極的な考えや前向きな発想ができるかを想像するだけで、回答に難くないと思います。
何かの役作りをするときには、まさに環境を大事にして敢えてそういう場に身を置いたり、自分の身を削って減量したりする方もいるかと思います。
しかし、そんな環境がないという人がいるかもしれません。
では、それで諦めるのか。いや諦めない、いや、諦められないんだ!!!
ここからが大事なことなのかもしれませんが、環境が整っているなら大いにそれを活用したらいい。
逆に恵まれない状況にあるのであれば、それを提供できるような人に成長しよう、ここからでも伸びていってやるぞという気概で学ぶ闘志をたぎらせてほしい。
結局根性論なのか言われるのかもしれませんが、人が何かを達成しようと本気で立ち向かうときに、そこには根性というよりも、切実な祈りのようなものが出てくるのではないでしょうか?

まだまだこの本に便乗して色々書き連ねたいところですが、一旦ここで手を止めさせていただきます。
少しでも学ぶ意欲の向上に繋がったら幸いです。


コメント

タイトルとURLをコピーしました