朝起きて、夜寝る。

自分哲学

最近、隣人が嘆いておりました。

俺、思うんだけどさー。



【隣人の嘆き①】

朝起きて、夜には寝る。
いつもと同じ朝が始まって、いつもと同じように寝る。
そんな単調な日々かもしれない。

人間の欲望にはキリがない。
業にもキリがない。
達成したいこと、やるべきことにもキリがない。
勉強する内容にもキリがない。
でも、死はいつかやってくる。

キリがないから、始めないのではなく、ミキリをつけて見切り発車したらいい。
終わらないからやらないと、先読みし過ぎず、
そこはバカになって始めてみたらいい。

いつか死ぬとキリが決まっている。
でも、人生を通してやろうとしていることにはキリがない。
終わりがないように感じてしまうし、こんなのやっても無駄だよと感じてしまう。

キリのない欲望に流され、
食べて、呑んで、寝て、異性と遊び、生きるのも悪くはないのかもしれない。
欲望が習慣になると、飽きが来る。

淡々とした日々の日課の中に、欲望というスパイスが入るからいいのかもしれない。

そんなことすらも忘れ、流される習慣に足を踏み入れると、出られなくなってしまう。
こんなことはわかりきっているのに、業に、欲にキリがないから抜けられない。

いっそ、無理難題だと思う課題、命題を掲げて生きてみるのがいい。
そういうバカなことの前では欲望の質が変わる。転換される。

こんなことすらも義務教育では教えない。
大抵、掲げさせる目標は俗世なしょうもない目標だ。
そんな目標は欲望に流されるに間違いない上に、小さく、ケチ臭く、周りを蹴落として成り立っているものだ。



少年よ大志を抱けじゃなくて、バカになれ、アホになれ、常識を疑え。が正しい。

バカになって、地味なことを淡々とできないようでは、大した人間ではないな。




と、隣の人が言っておりました。

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