【Summary】
略語、みんな大好きですね。
省略するは、英語でAbbreviationというらしい。いわゆる、「炙る」ってやつですね。
※初めて聞く人多いんだろうな。
今日は、そんな炙りを極めるとどうなってしまうのかをまとめてみました。
なんでも省略するよー(/・ω・)/✨
なんでも省略して、簡単にしようとするのは、人間の根源的な、脳ミソの本能的なものかもしれません。
だって、そのほうが楽じゃん、だってそれでも伝わるじゃん。じゃんじゃん。
そうして、じゃんじゃん言葉が切り刻まれていきます。
共通認識のない人間はなんだか仲間外れにされたような感情を抱くかもしれませんね。
よーし、そんなに省略したいなら、任せなさい(/・ω・)/✨
全部、母音だけで表現してみよう!!!
あ!あ?あー。。
いー-(´-ω-`)
う・・・”(-“”-)”
え?(/・ω・)/
お!?(; ・`д・´)
顔文字付けたら、なんだか伝わりそうだぞ(^^)/
母音だけで表現するとしたら、結構困るけど、自分がどう言葉を使っているのか認識できるいい機会にもなる。
例えば、ひらめく時に「う!!!」って人はいないw
大体、「あ!」って歓声を上げながらひらめきが昇ってくる。
何か疑問に思うときにも、「い?」という人はいないw
大体、「え?」って首をかしげながら言う。すごく不快そうな表情もセットで。
なんでこういう使い方をするのか不思議だけど、日本語って一文字でも意味を成すんだなと思った。
正確には、表情やその時の文脈に載ってこそだけど、一文字での破壊力はハンパない。
以前読んだ本に、 「言葉」が暴走する時代の処世術 山極寿一×太田光 がある。
この本の中で面白いなと思ったのが、「ゴリラのコミュニケーション」だ。
目上のゴリラには、「ア、ア、ア」と挨拶し、
自分より下のゴリラには、「オ、オ、オ」と威嚇する。
読んでみて思ったのは、確かに後輩に、「あ、お疲れ!」とは言わない。
「お、元気してた?」「お、暇そうじゃん」と話す。
先輩には、「あ、お久しぶりです」と話す。
こんな日常の些細な部分にゴリラ時代からつながる言語の、日本語の面白さがあるのかと気付いた。
めちゃくちゃな結論付けをしますが、
所詮、今の人類にできる略語は、ゴリラよりも短くはできないということですw
便利さを求めて短くするのもいいけど、その言葉の背景を知ろうとすることも、短くし過ぎると起きる障害も知って、感じてみて、本当の日本人になれるのかなと思いました。
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