穴。Hole. Hollow.
穴があったら入りたい。
穴のあくほどみる。
穴を埋める。
同じ穴の貉。
虎穴に入らずんば虎子を得ず。
尻の穴が小さい。
人を呪わば穴二つ。
墓穴を掘る。
ふと気が付くと、靴下に穴があいていた。
ずっと使っている靴下で、今日は往復2時間神社に歩いていったからだろうか。
それにしても盛大に穴があいたな。
普段、こんな場所に穴があくことはなかった。
靴を脱いで座るととても目立つ。恥ずかしい。
それに、些細なことから自分の心にも穴があいているような感じがしていた。
自分の心の状態と靴下にあいた穴がシンクロしているようにも感じて、ただならぬ気配を感じた。
これからは拡大解釈になるが、ま、自分の頭の中で思ったことだし、結果的に改善されていけばいいんだ。
このあいた穴は、「抜け・漏れ・取りこぼし」を意味しているんだろうな。
ちゃんと決めたことやったかい?
自分の立てた志に向かって生きているかい?
その程度の準備・心構えでいいのかい?
なんだか見透かされているように感じて、ちょっぴり怖くなる。
去年できていなかったことを振り返ろう。
今年こそはと決めたことに今日から取り組んでいこう。
こうしたいと願ったことに全力で向き合っていこう。
そうやって2023年という年にあいた穴を埋めていく。
自分でいうのもなんだが、穴埋めは得意だ。
勉強においても、仕事においても。
代役、スーパーサブ、なんでもやってみるまで分からないけど、のっぴきならない状況で任されるのは
緊張するけど、ワクワクする。
なんだか、限界に挑戦している感じが楽しい。
穴はそうやって自分に何かを教えてくれた。
あな。あかさたな、から「かさた」が抜け落ちてしまった。
か:かんしゃ
さ:○○らしさ ※強引に
た:たのしさ
感謝の気持ちは伝えただろうか?
自分らしさ、良さは表現できているだろうか?
たのしさ、子供のように遊ぶ心は忘れていないだろうか?
そんな風に問い直してみる。
それから、穴はHoleという。
Holeから放ることができる。なんでも投げ出せてしまう。
もうやだ、やーめた、あとでいいかな。そうやって放ってきた。
ほーら(Holeら)そうやって逃げてきたのはわかってるんだぞ、そう語りかけてくる。
放ることをやめて、W(笑い、What・Why・Who・Where・Whenという問い、World:世界)を合わせて考えるようにすると、Wholeになって全体性が生まれる。
HoleからWholeになると穴が埋まってきた感じがして、しっくりくる。
英語ではバカ野郎のことをasshole(お尻の穴)というらしい。
明日(ass)を放り(hole)出した人はバカ野郎なんだなと思っておけばいい。
きっとそんな人のけつの穴は小さくて、便秘気味だろう。きちんと出ないから、そのうっぷんを周りに放っている。
2024年は穴を埋めないと登っていけない。
登っていくときにその穴から、エネルギーも、信頼も、人間関係も漏れていく。
というより、自分が無意識のうちに投げ出していってしまう。放ってしまう。
そんなことを靴下にあいた穴は教えたかったようだ。
ほーう(Hole)。さもありなん。
さて、さっそく穴を埋めていこう。
物理的にも靴下の穴を塞いで使い続けてみよう。
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