【Summary】
美術館によく行きます。趣味です。
うん、なんか知的な感じがするw 僕も言ってみたいので通っています。
美術館に行って感じること、得られるもの、自分なりの楽しみ方を書いてみます。
絵なんて興味ないというそこのあなたも、老若男女問わず、お読みください☺
絵⁉えぇー(/・ω・)/
絵を見るのは、なんだか楽しい。
自分の中にある感情を代弁してくれるような絵に出合うとスッキリする。
作者の禍々しさが出ている絵を見ると、なんだか鳥肌が立つ。寒気がする。逃げたくなる。
壮大な絵を見ると、圧倒され、自分の存在を忘れ、絵にのめり込む。
そんな風に全身で楽しんでから、解説を見る。
そんなタイトルなのか!
へー、そういうものを書いているのか!
いや、僕にはわからんねw
などなど、勝手にコメントしながら巡ります✨
ふと、絵を見ていて感じるのが、
「これ、同じ人の絵なの⁉」というもの。
はじめは抽象画を書いていたのに、途中からか、とってもきれいな景色になったり、植物になったり。
こんなにも描くものが変わるのって、大きな内面の変化があるからなのかなと思っています。
こんなことを考えると、ついつい顔が知的になってきてしまいます。
どんな変化があったのかを知るには、その人の生まれや時代背景、描いた年代(初めの頃なのか、売れ出した頃なのか、晩年期なのか)がヒントになるのかなと思っています。
美術館に一緒に自己紹介本も置いたらウケると思うのは
僕だけでしょうか?(いいえ、誰でも byみすゞ先生)
そう思って、見ていたひとりの作家さんの作品。
すごくきれいなんだけど、すごく暗い。
人物画の目はうつろ。見ていて、寒気を感じ、鳥肌が立った。
「うわー。闇だ。何か大きな口に出せないような感情が湧き出ている。」そう感じました。
人にそんな空気感を与えるような絵を描いてしまうところにすごさを感じ、恐ろしさも感じました。
少しずつ、絵を見進めていくと、なんだか表情も明るくなってきた。
作品のタイトルも明るくなってきた。
10年近くかけて心のしこりというか、闇というか、重たいものを浄化しているかのように感じました。
改めて、作者の紹介を読んで、あー、はじめはそんな悩みを抱いていたのかと感じ、少しずつそれが光の見える方向に進んでいったんだなと感じてほっとした気持ちになりました。
何年も自分に向き合い続ける姿勢ってすごいなと思うし、それから逃げずに書き上げたものを世界に打ち出していくこともいいなと思う。
自分も辛いことあると逃げたくなるし、投げ出したくなるけど、ちょっとこの作家さんから勇気をもらった気がします。
自分もそんな存在になれるように、自分の未熟さに向き合いつつ、ブログも、絵も描き続けていきます✨
コメント