コストパフォーマンス

コスパ 日常生活

いわゆるコスパ。
費用対効果。Cost performance.
これを追い求めている方も多かろうと思います(/・ω・)/
さて、最強のコスパ、最短最速を求めるとどうなるのでしょうか?

ということで、架空の人物「XYZ(おわり)」にお話していただきましょうw

えっと、自分の仕事に関係ないことは全部外部委託する!
だから、料理とか洗濯は人にやってもらって時間を作ればいいし、自分にしかできないこと以外は人に任せる!
あと、わざわざ遠くに出かけるのも面倒だから、すぐ行けるのがいいな。VRとかで実際に味わえるならもうそれでよくない?
結婚?子ども?あー、欲しいけど、コスパ良くいくなら、サクッとして、パッと生まれて、勝手に育ってくれた方がいいな。何だろう、もうスマホの育成ゲームみたいな感じで管理できたらすごく楽だよね。
え?そこに愛情がないって?でもさ、時間かかるじゃん。
手をかけても裏切られたり、思うようにいかなかったりして疲れるじゃん。

「XYZの思うこと」より

なんだか、終いには、呼吸も面倒だ、と言ってきそうですね。
もう、機械で呼吸も管理してもらえばちょうどいいタイミングで吸えて、いい感じに長生きできるんじゃないかな?と言ってくれそうですね。

日本文化と今をつなぐウェブマガジン – Japaaanより引用。 これはお寿司のレシピをスキャンしているそうなw

だから、結局は、最強の、最短最速のコスパは、語弊を恐れずに言うと、「さっさと死ぬこと」になります。いかに効率よく生きていくかは、いかに効率よく死ぬかに繋がる。
さっさと生きて、さっさと死ぬ。

Live to die. 死ぬために生きる。は普通かも知れません。
Dying for high cost performance. めっちゃ効率よくするために死ぬ。今はこうなっているのかな💦

映画「マトリックス」のような世界が待っていると思います。
夢の全自動です(/・ω・)/
機械に繋がれ、マトリックス空間で日常を過ごす。感覚があり、それを享受することができるが、本物ではない。美味しい、気持ちい、温かい、心地よい、そういった感覚はただの電気信号なのだ。

え、それでも良くないですか?
だって、現実世界でも結局は神経を伝わる電気信号なわけで、最強のコスパですよね?
愛とか祈りとかそういったものを信じている人がいますけど、それって数値化できないし、非効率的じゃないですか?
なんで非効率なことが残っていて、それがましてや文化や伝統だなんていわれているんだろうか?僕には理解できませんね。

「XYZの思うこと」より

今は、時間に追われることの多い生活だろう。
あれもしなきゃ、これもやりたい、あ、これもだった。。
そんなせわしなく、目まぐるしい毎日を送っている。

タスク・課題は自分で自分に課しながらやっていくのも大事だが、仕事として降ってくるものもある。
自分の限界や狭い料簡を広げるには大事なことかもしれない。
それを通じて人間的な成長を目指すのならよかろう。しかし、それに追われてしまい、こなすことが目的になると、「コスパ」に憑りつかれる。

家族・友人・恋人と過ごす時間を割くのは大事だ。
でも、そこにまでコスパ思考を引きずり込んでしまうと、会話はただの情報伝達になり、感情がなくなってしまう。。。
思いやりも、温かみも、愛情もあったものではない。

いや、なんか最近、変な夢を見るんですよ。
僕がね、死んでいるんです。
棺桶の中に入っていて、お坊さんがお経を唱えているのが聞こえるんです。

ポクポクポックポク・・・
「ナンマンダー、ナンマンダー、なんまんだー、なんまんだー・・・」
「何万だー、何万だー、お経を唱えて何万だー。」
「何万だー、何万だー、お前の人生何万だー。」
ポクポクポックポク・・・


なんだか、怖くなって・・・。
自分が人をそういう目で見ているなってふと気づいたんですよ。
こいつはこういうことしてくれるから、付き合っていてコスパいいとかね。
なんか、これって夢を通じてのメッセージ何ですかね・・・。

「XYZの感じたこと」より

人をどう見て、どう評価するかはその人の中にある判断枠組みによるのだろう。
思うようにいかないこと、そんなことの方が多いのに、人を支配しているかのようにああしろ、こうしろと言いだしてしまう。
コスパは大事かもしれないが、あくまで手段だ、ノウハウだ。
コスパを考えつつも、本当に大事なことを見つめ直していくのが今は必要なのかもしれない。
「XYZ」にも思うところから、感じる段階に入ってもらい、今後は悟る、感化される次元に上っていってほしいなと思う(^^♪✨

目の前の人の幸せを祈り、今は気に入らないところがあろうとも、良き方向に向かえるように願い・祈り、自力を尽くしてみて、神様に投げてみるのもいいかもしれない。
一度、コスパとは程遠い生き方をしてみてもいいかもしれない。



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